準決勝8R。号砲とともに飛び出したのは東口。「いろんなパターンを考えたけど、志田君を後ろから抑えていくのはキツいと思った。7車だし、前を取った方が戦法の幅が広がると思った」。この判断はズバリだった。中井は市橋のイン切りを出させず、志田への飛びつきを決行。早めに決着をつけたことで、近畿2人が2、3番手で最終バックを通過する絶好の流れを演出。最後は東口が鋭く伸び切った。「地元記念前のこの1カ月は大事に練習してきた。調子はいいと思います」。景気づけのVで和歌山記念に弾みを付ける。
【大垣FⅠスポニチ杯最終日10R】東口 景気づけだ
2023/1/3