125期の小川は圭二(S級2班)を父に持つ二世レーサー。7月特別昇級後、2戦目の直前富山GⅢで22⑦2着に好戦。準決に進出するなど、早くも頭角を現している。「初めての9車にしてはやった方です。チャンスもあったんで」。3連対した富山の実戦の動きを見る限り、S級でも十分戦えることを証明した。
「トップスピードが課題」とのことだが、伸びしろは大きい。奈良初日の出番は予選6R。「野口(裕史)さんですか」と警戒したい強豪が相手になったが「33は走りやすい」と短走路は苦にしない。タイミング良く仕掛けてチャンスをつかむか。