A級準決3Rは正攻法の川越が、小浦の動きに併せて青板バック過ぎから主導権。番手の石橋を振り切り逃げ切った。「初日に試したシューズがダメだったんで、元に戻したら全然違いました」と効果はてきめんだ。「二分戦だったし、前からの方が幅が広がるので」と作戦もズバリ。S級ではヨコの動きを併用したが「A級ではヨコは封印ですね」とタテ攻撃に徹している。今期(4月~)4Vだが本来の力からみて、これぐらいは走って当然。9R決勝は大矢と小笹がライバルとなるが、機動力を前面にV争いだ。
【奈良FⅠ最終日9R】川越 力勝負挑む
2021/12/28