宇都宮最終日6Rにはブロックセブンが組まれている。ラインは高久保―北野の中近勢、小林は桜井に任せて残り3人は単騎戦を選択した。
注目は「位置は決めずに」と話す西田。西で高久保―北野の3番手という位置取りも考えられたが、あえて単騎戦を選んだ。「今は競技用の自転車で重いギアをかけた練習をしている。昨年、グレーツァーにいろいろ話を聞き、それを改良して乗り込んでいる。その成果が出ているのかな」と近況好調の要因を明かす。
前回青森の準決では「決勝には乗れたと思ったけど最後は自分でもびっくりするくらい伸びた」と大外を鮮やかに伸びて1着。直線の長い500バンクで強烈な差し切りを狙っていく。