藤田が波乱を演出した。準決11Ｒでは中四国の中軸を担う久米良が斜行して失格。門田の番手にはまる形となった藤田が、直線で鋭く抜け出して3連単54万円台の高額配当となった。「レースの内容がどうしても…」と仲間の失格もあり、素直に喜べない様子だが、「3番手の仕事をした結果。判断は良かったし、踏んだ感じもいい」と久々の優出を決めて手応えはバッチリだ。大一番は結束した岡山のまとめ役となり、堅実な仕事から進出目指す。