トパーズ決勝12R(グループA)は東京五輪日本代表の小林優が1センター捲りでねじ伏せた。ガールズGP出場へ勝つしかない状況での戴冠。「チャンスをモノにできて良かったし、落ち着いてレースができた」と胸を張った。五輪で悔し涙を流した分も本業の競輪で有終の美を。2年ぶり4回目の大舞台へ向け小林優は「妹弟子(児玉)の4連覇を止めたい」と笑顔で宣戦布告した。
アメジスト決勝11R(グループB)は絶対かつ最強女王の児玉が2角捲りで完勝。完全Vで自身が持つ連勝記録を28に伸ばした。最終バックは妹弟子の大久保、尾方との踏み合いをパワーで一蹴。「2人の妹弟子に格好いい姿を見せたいと言ったので負けられない気持ちだった」。最高潮のリズムのまま「はっきりした目標になった」と言うガールズGP4連覇&通算400勝の同時達成へ突っ走る。
ガールズGP出場7人決定
12月28日に静岡競輪場で行われる「ガールズグランプリ2021」に出場する7選手が20日、決まった。小林優香(福岡)、児玉碧衣(福岡)、石井寛子(東京)、小林莉子(東京)、高木真備(東京)、尾方真生(福岡)、坂口楓華(京都)の7人。補欠は鈴木美教(静岡)。