３月16日にエジプト・カイロで行われたネーションズカップのケイリンで金メダルを獲得した中野慎詞（23＝岩手・121期）が今年の競輪初戦を迎える。「思い切って行けたのが結果につながった。落ち着いて走れた。個人でのメダルは初めてだったし、それが金メダルでうれしかった」と快挙を振り返った。昨年12月の伊東記念以来となる実戦に向けては「時差は微妙に感じる程度。ただ、帰国して花粉にやられた。今も鼻声で…。鉄のフレームも乗れていない。ただ、レースには響くことはないと思う」とＯＫサイン。初日の予選に向けては「久々なので冷静に落ち着いて走りたい。行けるタイミングを逃さず積極的に走りたい」と力強く語った。