唯一３連勝で決勝進出を決めたのは郡司浩平。準決勝は谷口遼平がうまく駆け、３番手の野原も最高の立ち回りを見せたが、別線の動きをあざ笑うかのような直線一気。上がりタイムは10秒８。見た目ではそれ以上のキレ味に見えた。「オールスターみたいな調整面での失敗もないし前回から引き続きいいと思う」。さらに２日目から使っている新車も「フレーム自体は良くて伸びシロを感じる。あとはどれだけ煮詰められるか」と決勝に向けてさらなる底上げも期待できる。４連勝Ｖを決めて、中３日の共同杯へ最高の流れをつくる。