佐藤はガールズ２日目２Ｒで最終２角から鋭くスパート。２着の児玉に９車身差の圧勝劇で世界のスピードを見せつけた。

　「レースを見切ってから仕掛けようと。サドルの高さを戻して初日より乗り心地が良かったです」と話す。パリ五輪の疲れや長距離移動もあり体調面が心配されたが、２日間の走りを見れば不安は一掃。実力は桁違いだ。

　「暑い中ファンの声援に感謝しています。後は休めるだけや休んで今ある状態で頑張るだけです」と静かに気合を込める。地元で昨年のガールズＧＰに続くＶは待ったなしだ。