ファイナル進出を決め男泣きの諸橋愛
地元の闘将が思わず男泣きした。最低ノルマのファイナル進出に諸橋は「報われた瞬間かな。地元の責任。やっとこれでスタート台」。写真撮影では感極まり目頭を熱くした。
準決勝12Rは平原の俊敏でパワフルな動きに食い下がり2着。「いい位置を取って捲ってくれた。臨機応変に動けるのが(平原)康多の強み」と激闘を振り返る。4着に敗れた初日のレース後に「覚悟が足りない」と感じ、二次予選から「死ぬ気で走った」と諸橋。鬼神と化した44歳は吉田―平原後位から一瞬の差し脚に全てを懸ける。