▼井上茂徳（本紙評論家）＝競輪選手としては小柄だったけど、コツコツ努力してきて持っている力以上のものをレースで出してきた。肋骨を痛めながらグランプリを優勝したり、逆境に強かった。お疲れ様でした。

　▼吉岡稔真（本紙評論家）＝多少のケガでも走る男が地元の向日町記念を欠場していたけど、まさか引退とは。僕も現役時代に村上の先行に何度も苦しめられた。全国のファンに村上の走りは伝わったと思う。お疲れ様でした。

　▼荒木実（本紙評論家）＝ファンのために命をかけて侍の精神をもった最後の競輪選手だった。お疲れさん。これからもいろんな面で競輪を支えていってもらいたい。