犬伏はまさかの二次予選敗退で、3日目は9R特選回りになった。レースは豪快スパートで前団を一気にとらえ、マークしていた山下を引き離す力強さだった。
ただ本人は「風の影響があるのかいいとは言えない。もう少し欲しい感じです。準決勝に乗れていない時点で良くない」と振り返る。二次予選は内に詰まり、力を出し切ることなく終わった悔いの残るレースだった。「走る限りは1着との意識で、最後も1着で締めくくりたい」と自らに気合を込める。
次走のGⅡウイナーズカップ(3月21~24日)で活躍のためにも、最終日の11Rは落とせない走りになる。