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【松戸GⅢ最終日S級決勝】岩本 差し抜け連覇達成

 松戸競輪GⅢ・開設76周年記念「燦々ダイヤモンド滝澤正光杯」の決勝戦が8月25日に争われ、岩本俊介(42=千葉・94期)が番手捲りを放った根田の後位から抜け出して大会連覇を達成。通算7回のGⅢ制覇のうち6回が松戸。抜群のバンク相性を証明した。

地元〝松戸の鬼〟

 レースは佐々木がスタートを決め、寺崎―佐々木―坂井―金子―深谷―根田―岩本―和田―阿部で周回。青板手前から深谷が上昇するそぶりを見せると坂井がけん制。その上を深谷が青板Bを目がけてスパート。ライン4車で出切り5番手は阿部と寺崎で並走。打鐘8番手から坂井―金子で捲る。それに合わせて最終Hで根田が番手捲り。4番手には金子が入る。3角から岩本が踏み込み優勝。和田が金子に踏み勝ち2着。

 今年も〝松戸の鬼〟がラインの力で笑った。深谷の発進、根田が番手捲り。ラインの結束力でつくった最高の展開を岩本がきっちりモノにした。「深谷君がラインの力を引き出してくれた。決勝なので千葉の誰かが勝たないとと思った。根田君には申し訳なかったけど。千葉の誰かが獲れて良かった。ラインの力で勝たせてもらった」と仲間に感謝した。

 レース後も多くのファンが残り、地元のエースを待った。「グランプリも経験しているけど、それくらいかそれ以上の声の力がある」と背中押してくれたファンとともに勝ち取った地元Vだった。(渡辺 雄人)

 ◇岩本 俊介(いわもと・しゅんすけ)1984年(昭59)4月13日生まれ、千葉県成田市出身の42歳。城西国際大卒。08年7月に94期としてプロデビュー。グランプリは24年に出場。通算成績1529戦460勝。1㍍78、87㌔。血液型B。

 ◆次走 優勝した岩本俊介は松山FⅠ(31日~9月2日)、2着の和田健太郎は青森記念(9月3~6日)、3着の金子幸央は宇都宮FⅠ(31日~9月2日)。

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