徹底先行の野口は、準決11Rで相手の九州が4車で別線とはいえ、兼本が正攻法になったので冷静に攻めた。一度、誘導を切りタイミングを計っての鐘カマシ。「九州4車が前に付いた段階で突っ張りと思いました。一回引いて、2センターのところで塚本君のヨコまで行けば下りで何とか行けるだろうと。きつかったですね」。2着でも、力強さをアピール。決勝の12Rは南関1人になったが、岩津―湊と即席ラインを組む。先行の気迫では同型の伊藤を上回るものがあり、果敢な走りに注目だ。
【武雄FⅠ最終日12R】野口 力強さ出す
2022/10/19