S級準決勝7Rで野田源一は叩いて空いた月森亮輔の番手に入り、最後は自ら踏み込み抜け出した。「カマシに行ったんですが、出切れないと思ってハコに切り替えました。自分がやりたかったこととは違うので…。そこが課題です」と話す。それでも切り込み愛媛勢を後方に封じるなど、気迫あふれる運びは光った。まくりの威力には定評がある。それでも「もう一つ武器がないと上では戦えないですから」と戦法の幅を広げ、地力アップに余念がない。9R決勝戦では位置取りにもこだわり、自信を持つまくりで勝負だ。
【玉野FI最終日9R】野田 変幻自在に
2020/8/2