リニューアルされた玉野競輪場で「瀬戸の王子杯争奪戦」(GⅢ)が26日から開催される。メインスタンドが建て替えられ、全国で初めてホテルが併設。生まれ変わった玉野で新たな歴史が刻まれる。
21年度としては最後のGⅢ。過去1年を振り返るとGⅢは41開催が行われ、9人の新GⅢウイナーが誕生した。野口裕史(昨年4月西武園)、三谷将太(同奈良)、町田太我(同6月松山)、佐々木雄一(同9月青森)、嘉永泰斗(同10月久留米)、坂井洋(同11月四日市)、橋本強(同12月松山)、阿部将大(今年2月高知)、真杉匠(同名古屋)。GⅢ初制覇にはそれぞれ感動のドラマがあった。
一方、S級S班のGⅢ制覇はのべ15人。そのうち最多5Vを挙げている松浦悠士(31=広島)が玉野記念にもエントリーしている。現在299勝。シリーズ中に通算300勝のメモリアルを達成し、今年度6度目のGⅢを制することができるか。〝GⅢハンター〟の走りから目が離せない。
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【玉野GⅢ「瀬戸の王子杯争奪戦」】松浦狙うメモリアル300勝と今年度GⅢ6V
2022/3/25