昨年の雪辱に燃える児玉。1年前の大一番は落車し完走すらできず。初の鎖骨骨折も負った。23年は苦しいスタートとなったが、そこは女王。ガールズ初のGⅠパールカップを制して早々にグランプリを決めた。児玉は「来ましたね、今年もグランプリが。初めて骨折を経験して苦しかった。賞金ではグランプリは厳しい位置にいたし、そこでパールカップを獲れた。今年は特に自分で自分を褒めたい」としみじみ話した。
3年ぶり4度目の賞金女王へ。7年連続でファン投票1位になっている28歳に、かかる期待は大きい。「やることは一つ。優勝を目指すだけ。誰を意識するというよりも、自分の力を出し切りたい。最後は応援してくださる皆さんと、笑って一緒に喜びたい」と力を込めた。8年連続の頂上決戦。今年こそは先頭でゴールを駆け抜け、最高の笑顔を見せる。