日本競輪選手養成所の第129回生(70人、1人不参加)と第130回生(20人)の卒業記念レース初日が3月16日、伊東温泉競輪場で開催された。
男女ともに予選2走が行われ、男子はオープニングレースを制した中村嶺央(20=千葉)らが準決勝進出。女子は在所1位の小原乃亜(23=岩手)が連勝で決勝入りを果たした。
なお、17日に男子は準決勝と決勝、女子は決勝が行われる。

神山所長の教えを大切に走る中村嶺央
父は千葉支部
男子にとっての1Rを制したのは父に千葉支部長の中村浩士(48=千葉・79期)を持つ嶺央だった。在所1位・沢田とのマッチーレースになると、最後にもうひと踏みし強敵を差し切った。2走目は5着も、準決には滑り込み。「父から最後まで全力で走れ、1回しかないから楽しめと言われていた。緊張感はあったけど声援が聞こえ楽しめた」と充実感たっぷりに話した。
踏み合い制した
もうひと踏みできたのには、神山所長の言葉があった。訓練態度が評価され、所長が直々に指導する神山教場に選出。レジェンドが現役時代に実際に取り組んでいた練習メニューを叩き込まれた。「凄くキツくて、がむしゃらにこいでいたら〝自分で選んだ道だろ〟と。それが一番残っている。感謝してもし切れない」。教わったプロになる自覚、そして最後まで諦めない覚悟が実戦で生きた。
所長も昨年の松戸記念でのトークショーで将来SS班になれる素材と太鼓判を押した好素材。準決勝、そして決勝へ。残り2走、最後までペダルを踏み切る。

沢田桂太郎
ロードレース競技も継続
男子在所№・1の沢田桂太郎(28=大分)は2、1着で順当に準決勝に駒を進めた。特に2走目は1周駆けて力強く押し切り。「スピードと地脚がある。どちらも生かせれば」と胸を張った。
父がトライアスロンをしていたこともあり、身近にあったロードバイクに興味を持った。高校からナショナルチームに所属し東京五輪を目指していた時期も。現在は大分のロードレースチームにも所属する。「チームで別府競輪場で練習し、競輪をより身近に感じて選手を目指した。競技も続けてロードと競輪のファンをつなげたい」と野望を抱く。
▼男子7R準決勝▼
| 選手名 | 年齢 | 所属 | 順位 |
| ①兒島 直樹 | 25 | 福岡 | ④② |
| ②小笠原匠海 | 25 | 東京 | ③① |
| ③北宅 柊麻 | 24 | 大阪 | ④③ |
| ④西原裕太郎 | 26 | 佐賀 | ③② |
| ⑤北村 翔太 | 24 | 群馬 | ④② |
| ⑥鶴 健志 | 27 | 福岡 | ②③ |
| ⑦沢田桂太郎 | 28 | 大分 | ②① |
| ⑧中西将太郎 | 28 | 東京 | ⑤① |
| ⑨柳沼鼓太朗 | 23 | 福島 | ②② |
▼男子6R準決勝▼
| 選手名 | 年齢 | 所属 | 順位 |
| ①白井 輝 | 23 | 石川 | ③② |
| ②阿部 凪汰 | 21 | 埼玉 | ②① |
| ③松田 祥位 | 26 | 静岡 | ⑤② |
| ④伊藤 京介 | 23 | 三重 | ①① |
| ⑤庄子 琢心 | 20 | 宮城 | ②④ |
| ⑥渡辺 諒馬 | 24 | 愛媛 | ①④ |
| ⑦川村 琢磨 | 25 | 青森 | ⑥① |
| ⑧阿部 蒼大 | 20 | 秋田 | ②③ |
| ⑨榊枝 天旺 | 19 | 福島 | ①④ |
▼男子5R準決勝▼
| 選手名 | 年齢 | 所属 | 順位 |
| ①高佐龍太郎 | 22 | 宮崎 | ①③ |
| ②田崎 隼翔 | 24 | 栃木 | ⑤② |
| ③中村 嶺央 | 20 | 千葉 | ①⑤ |
| ④西沢 優聖 | 23 | 岐阜 | ③③ |
| ⑤福田 悠航 | 20 | 福島 | ⑤① |
| ⑥勝沼 遼 | 27 | 東京 | ①① |
| ⑦吉川 敬介 | 23 | 東京 | ⑥② |
| ⑧田沼 龍弥 | 20 | 群馬 | ②⑥ |
| ⑨坂井 央雅 | 19 | 岐阜 | ①⑦ |


