矢野が復帰戦で持ち味のスタミナをフルに発揮した。西武園初日7Rは三分戦で前受け。松岡篤が菅田にフタをされているのを確認すると、打鐘から突っ張り先行。600㍍を踏み切り2着に粘り込んだ。
矢野は「スタートの並び次第では厳しい戦いになると思ったが、意外といい形になった。西武園だし突っ張った方がいいと思った」と先行有利な西武園バンクの特性を生かす好判断で勝ち上がった。
腰痛で39日間、欠場していたが「復帰戦にしては悪くない走りができた」と好感触にニヤリ。準決勝11Rは地元池田の前回りを志願。主導権だけは渡さない。