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【記者コラム】ファンへの思い強い伊東

 伊東競輪場で「ウィナーズカップ」がきょう20日開幕する。伊東のビッグ開催(GⅡ以上)は20年9月の共同通信社杯以来7回目。伊東初のGⅡは99年10月の「ふるさとダービー」。鈴木誠(千葉=引退)が優勝したシリーズは4日間で218億円超を売り上げた。以降は02年と06年に東王座戦、14年に共同通信社杯、17年にサマーナイトFを開催した。ちなみに優勝は02年が岡部芳幸(福島)、06年が山崎芳仁(福島)、14年と17年は新田祐大(福島)。タイトルホルダーの宝庫「福島王国」を印象づける。

 99年の伊東初GⅡに施行者として執務、そして15年からは開催執務委員長を務めるのが福西淳氏。福西氏は通算23年間の施行者歴を重ね、伊東競輪を知り尽くす。07年には普通競輪(昼間)の売り上げが3日間で約7800万円しか売れない低調期、場外発売のお願いに施行者行脚した経験もある。それだけにファン対応、サービス、競輪事業に対する思いも強い。

 福西氏が推す今大会のファンサービスの目玉は「軽自動車プレゼント」。決勝戦終了後に優勝者が抽選を行う。詳細は伊東競輪の公式ホームページまで。

 「神山雄一郎氏のGⅠ優勝を振り返る」(以下、敬称略)の4回目は95年7月の青森全日本選抜。当時の全日本選抜の定冠詞は〝真夏の祭典〟だった。高谷雅彦(青森)が地元でGⅠ初タイトルを目指したが、神山がとらえて高谷は2着。神山は同年6月の高松宮杯に続いて特別連覇を達成。同年11月には小倉競輪祭を完全Vで制覇。95年は3回のGⅠ優勝を飾った。

 95年末のグランプリは充実著しい神山が人気を集めた。〝神山、GP初制覇へ!!〟が焦点の1つになったグランプリは当時の立川市の施行者の配慮で優勝賞金が94年の3560万から5060万円にアップ(42%増)した年だった。

 ◇中林 陵治(なかばやし・りょうじ)熊本県八代市出身の62歳。慶大卒。87年5月の花月園新人リーグ(59期生)で競輪記者デビュー以来、現場取材一筋38年。デビュー戦から見た選手で最強は神山雄一郎、最速は吉岡稔真。9車立ての勝負レースは5車の結束、番手捲り。

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