
広島競輪場
広島競輪は3年近くの全面改修工事を終えて、23年11月末にレースを再開した。12月の記念を取材して、大きく様変わりした競輪場に驚かされた。
バンクは青く塗り替えられ、「空中歩廊」が取り囲むように整備されて360度、どこからでもレースを見ることができる。スタンド棟4階「Ujinaスカイデッキ」からのレース観戦も絶景。バック側には選手宿舎を兼ねたホテルが建てられ、「ウエストパーク」は遊具エリアがあり親子連れでにぎわっていた。
記念開催は初日から多くのファンが来場した。初日3243人、2日目4208人、3日目2482人、最終日2493人。2日目が日曜日で、後半は減少したが、連日盛り上がっていた。改修直前だった22年12月の広島記念の入場者は初日1161人、2日目972人、3日目1251人、最終日1893人。リニューアル効果で総入場者数は2倍以上となっている。
優勝した地元の松浦悠士が「連日凄いお客さんが多くて、前の広島では考えられない。一時期は廃止の話もあったなかで、改修して全国の選手に喜んでもらっている」と話していた。売り上げが低迷した時期を知っているだけに、全国屈指の施設に変わったことは感慨深い。春にはBMXやスケートボードなどを楽しめる「アーバンサイクルスポーツパーク」が完成予定。さらに来年2月にはGⅠ全日本選抜が開催される。生まれ変わった広島競輪は楽しみしかない。(亀田 克也)


