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【記者コラム】松崎広太 世界最強に先着した男

 16日に閉幕した松山競輪の「第69回オールスター競輪」は犬伏湧也が悲願のGⅠ初優勝を飾った。今年も残すGⅠはあと2つ。GP切符争いは熱くなる。

 熱い戦いといえば7年ぶりに復活した国際競輪。7カ所での戦いを終えて、女子は佐藤水菜以外は全て外国勢が優勝した。男子は外国人が4V、日本人が3V(決勝戦のうち1回は外国人不在)。

 そんな中でハリー・ラブレイセン(29=オランダ)が圧倒的な走りを見せている。東京、パリ五輪の2大会で5個の金メダルを獲得した世界最速の王者。その最強選手が6~9日に和歌山競輪で開催された「ワールドサイクリスト支援競輪(GⅢ)」に登場した。3場所連続完全Vのスピードは圧倒的。12連勝でファイナルへ進出した。

 その決勝は先般の岸和田決勝戦(7月22日)同様、トゥルーマン(29=イギリス)を連れて打鐘から一気のカマシ先行。ハイスピードで飛ばしたが、風の影響を受けたのか3着に沈んだ。優勝は番手で車間を切ったトゥルーマン。一気に抜け出した今年初Vだった。

 その強力外国人タッグに割って入ったのが松崎広太(27=茨城、写真)。先行態勢から3番手にはまったものだが、外国人のスピードに付き切り、直線では外を踏んで2着。世界最強のラブレイセンに先着した初めての日本人となった。

 「初めて世界最強に先着?トゥルーマンが前へ踏んでくれたんで届いた。ラブレイセンのスピードはバイクみたいで凄かった」と世界のスピードを体感。これで競輪祭の権利をゲットした。GⅠ初出場だ。

 その後の奈良FⅠは2③6着の成績だったが、6月の和歌山FⅠでS級初Vなどパワーアップは歴然。関東期待の大型先行として今後の活躍が楽しみだ。 

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