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【記者コラム】競輪人気の信が問われる民間規制

 競輪人気の信を問う。2月からギャンブル依存症対策として公営競技におけるポイント制度が見直された。競輪はその影響をモロに受ける。コロナ禍の巣ごもり需要と、民間サイトによるバラマキにより22年度に20年ぶりとなる売り上げ1兆円の壁を突破した。現在も伸び続けており、ホクホク状態。今回、ポイントのキャッシュバック、キャンペーンが制限される。競輪勃興の勢いが解散となるのか。

 現在、ネット投票の売り上げは全体の過半数を楽々飛び越え約8割の大与党。現在可能な最大ポイントバックは投票額の3%。これが1%まで減ポイントされる。時限的に0%よりマシだが、単純計算で昨年度の売り上げ1兆3282億4400万円に当てはめると、ネット投票とされる8割は約1兆626億円。その2%は約213億円。この213億円が払い戻しされる75%で回り続けていたが…。

 キャンペーンも規制とされる。「1日3000円以上の払い戻しを5レース達成した人で500万円を山分け」など…。民間サイトが競い合うようにバラマいていた。ビッグレースでは1サイト1日1000万円以上も目にした。平均すれば全民間サイト合わせて1日1000万円はバラまいた。365日で36億円ほど。これも75%で回っていた。売り上げの財源は減る。

 それでも売れるのか、競輪が根付いたか試される。個人的にはそれでも売れると信じている。ここ数年は本場に現役世代と言われる若者が増えた。スマホの画面を飛び越えてレースを見に来るだけの魅力を感じている。キャンペーンがなくても競輪を好きでいてくれる。また、競輪は外国人を向かい入れる体制で、今年7年ぶりに国際競輪も開催予定。新たな魅力もある。

 売り上げ維持、上昇へ。より競輪の人気に比例する。選手、施行者ら関係者が大連立を組み、ファンファーストでさらに盛り上げるしかない。記者も働いて、働いて、働いて参ります。

 ◇渡辺 雄人(わたなべ・ゆうと)1995年(平7)6月10日生まれ、東京都出身の30歳。法大卒。18年4月入社、20年1月からレース部・競輪担当。22年は中央競馬との二刀流に挑戦。23年から再び競輪一本に。愛犬の名前は「ジャン」。

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