
欠場明けの吉田拓は二次予選7Rで3番手を取り切り、最終バックから捲って快勝した。
「できるだけ前にいないとと思って中団にはこだわった。自力を出して1着は良かった」と笑顔。最近のビッグは2走目が鬼門だった。寛仁親王牌は失格。競輪祭では落車。前回の立川記念でも2日目に落車し右鎖骨を骨折した。
「(2走目の成績は)気にしていた。手術した次の日から、ここに向けて転ぶ前より強くなろうと思ってやってきた。その成果を出せた」と今回の突破に充実の表情。
準決は11R、S班真杉の番手で昨年ダービー以来のGⅠ決勝を狙う。