青森準決勝5Rで緑川が逃げ切り快勝。地元の小笠原―佐々木を連れて赤板から先行態勢に入ると絶妙なペース配分。人気を集めた藤原のまくりを寄せ付けず末良く粘り込んだ。
レース後に思わずガッツポーズが飛び出した緑川は「気持ちが入っていたので右手を上げてしまった」と照れ笑い。「S級の点数が懸かっていた。今回がダメなら厳しくなるので、追加が決まってから気合を入れ直して練習した。結果が出て自信になりました」と胸を張った。
35歳になっても自力勝負にプライドを持っており「生涯自力でやっていきたい」ときっぱり。「決勝は穴をあけられるように頑張ります」と力強かった。