静岡2日目3R(A級チャレンジ準決勝)は磯川勝裕(23=東京)が逃げ切り決勝に進出した。打鐘前6番手からカマシ先行。初日はラインを分断されたが、番手の清水吉康を引き連れ自分のペースに持ち込んだ。前回小倉(③③①)でデビュー後初めて決勝進出を逃すなど成績は下降気味だったが「久しぶりのピンピンでうれしい」とホッとした表情を浮かべた。
決勝(最終日7R)はともに同期で、特別昇班が懸かる宮本隼輔や地元の吉元大生と対決。「最近は強い人を意識しすぎて消極的になっていた。(宮本の)特進を阻止するというよりはホーム、バックを取るような自分のレースをしたい」。ライン3車の厚みを生かし積極策で完全Vを狙う。