11日から16日まで岸和田競輪で行われる「ＧⅠ第75回高松宮記念杯競輪」「ＧⅠ第２回パールカップ」に出場する神田紘輔（大阪）と小林莉子（東京）が３日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れた。

　岸和田では４年連続の開催。昨年のＭＶＰ・古性優作（大阪）が３連覇を目指し、脇本雄太（福井）は古性との最強タッグとなる。東日本はＳＳ班の深谷知広（静岡）、ＳＳ班復帰を決めた郡司浩平（神奈川）が南関ラインをけん引する。

　地元の神田は「目標は決勝進出。意識を高めてきている」と気合を込める。一昨年は決勝にあと一歩まで迫ったが昨年は予選敗退。今年こそはという気持ちは強い。昨年は決勝で落車だった小林は「勝てばガールズグランプリへの出場が決まる。まずは決勝進出」とリベンジに燃えている。

　最終日には競泳の平泳ぎで五輪２大会連続２冠の北島康介氏がトークショーに登場。同氏が公営競技のイベントに参加するのは今回が初めてとなる。売り上げ目標は120億円。