競輪の「2019年優秀選手表彰式」が13日、都内ホテルで故寬仁親王の長女彬子さまご臨席のもと、ファン、関係者ら約630人を集めて盛大に行われた。
06年以来13年ぶりのグランプリ出場で初制覇、自身初の賞金王となり最優秀選手賞に輝いた佐藤慎太郎(43=福島)は、特注のチャンピオンブレザーを身にまとい「このたびは最優秀選手賞に選出していただき、大変光栄です。これからも全力で精進します」と充実の表情で抱負を語った。
一方のガールズは、史上初の2年連続ガールズグランプリ制覇を成し遂げて賞金女王に輝き、最優秀選手賞に選ばれた児玉碧衣(24=福岡)が「最高の評価をしていただき、ありがとうございます。その名に恥じぬよう今年も頑張ります」と笑顔を見せた。
国際賞を受賞した新田祐大(34=福島)、河端朋之(35=岡山)、雨谷一樹(30=栃木)、深谷知広(30=愛知)、小林優香(26=福岡)、太田りゆ(25=埼玉)は、26日からのUCI世界選手権大会(ベルリン)に向けての合宿のため欠席となった。
表彰式後は祝賀会が行われ、表彰選手とファンが終始和やかに交流した。
なお、児玉はきょう14日から開催の小倉GⅢに出場するため、祝賀会は欠席して小倉に向かった。
【2019年優秀選手表彰式】佐藤&碧衣〝20年も活躍を〟
2020/2/14