大トリで競輪場入りしたのは初出場で最年少24歳の真杉だった。到着しても大慌て。その訳は「30分前には到着する予定だったけど、ワイシャツを忘れて…。グランプリ前に何をやっているんだろうと思った」と苦笑いを浮かべた。真っ青な顔に合わせたわけではないが、髪の色も青くなっていた。「元々、青色は好き」と4番車カラーで身だしなみを整えてきた。
今年はオールスター、競輪祭を制し、一気にスターダムを駆け上がった。「昨年よりも全然良かったですね。この一カ月も同期の森田君や(小林)泰正さんと一緒に合宿をしていい練習ができた」と、もう1つ超ビッグなタイトルを獲る準備はばっちりだ。
1日空いての一発レースという特殊な臨戦過程については「初出場で流れが分からないので、流れに身を任せたいですね」。今度は焦らずにじっくり、勝負の時を待つ。