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佐々木悠 GⅡ初優勝 富山競輪「第42回共同通信社杯」

 富山競輪GⅡ「第42回共同通信社杯」(優勝賞金3390万円)は21日、第11Rで決勝戦が争われ、佐々木悠葵(31=群馬)が優勝した。GⅡ以上のビッグレースを初制覇、8月に結婚したばかりで公私ともに充実する。2着に小林泰正が入って群馬ワンツー。3着は犬伏湧也だった。

関東の気鋭が年末へ加速!!

 〝若手の登竜門〟らしくニュースターが誕生した。関東の前回りとなった吉田拓が新山を叩いて2周先行。佐々木悠が2角から番手捲りを決めると、最後までスピードを緩めずにVゴールを駆け抜けた。

 「ヨシタク(吉田拓)が隙を突いて行ってくれました。(捲りに)行く前からいっぱいで、キツくて早くゴールが来てくれという感じでした」。関東の総大将がつくったチャンスを逃さずに、勝負どころでがむしゃらに踏み上げた。「最後は抜かれたと思ったけど(小林)泰正さんに(優勝を)教えてもらって。敢闘門に戻ってきて、みんなが拍手してくれてうれしかった。優勝は夢の中で夢で」と笑顔がはじけた。

 プライベートでは8月にタレントの天木じゅんと結婚したことを発表。私生活でも充実している。「(大会前)頑張ってねって送り出してもらって、もう泣いて喜んでくれると思います」。最愛のパートナーの思いを力に変えて最高の結果を呼び込んだ。

 勝ってかぶとの緒を締める。先を見据えて課題も見つかったシリーズとなった。「最近はバック数も減ってきた中で2日目に先行して、そういう感覚もあるんだなと。練習にも取り入れていきたい」と収穫は大きく、さらなるレベルアップにつなげていく。

 賞金ランクでは7位にジャンプアップ。「まだ気は抜けないけど、(グランプリへ)少し現実味が出てきた。周りも警戒してくるので、厳しい戦いになるけど頑張る」と気を引き締める。公私ともに充実する関東の気鋭が、年末に向けて、さらに加速していく。(栗林 幸太郎)

 ◇佐々木 悠葵(ささき・ゆうき)1995年(平7)8月4日生まれ、群馬県出身の31歳。群馬支部、115期。2019年7月大宮でデビュー。21年2月高知でS級初優勝。23年函館サマーナイトフェスティバルでビッグ初優出。通算成績は594戦225勝、36V(GⅡ1V、GⅢ3V)。1㍍80、90㌔。血液型O。

<ここが敗因>

小林泰正(2着)佐々木の優勝は自分の優勝のようにうれしい。(最終2Cは)先に古性さんに体を当てられたのでしのげた。
古性優作(4着)捲れていないので脚力がない。レース感覚が空くので計画的にトレーニングしたい。
菅田壱道(5着)スタートで前が取れるとは。吉田君とはスピード差があって対応は厳しかった。
新山響平(6着)タイミングが合わず。感覚が良かったので、この感覚を大事にして上げていきたい。
深谷知広(7着)スタートが良くなかった。体調も上がり切らず…。次の寛仁親王牌で頑張ります。
和田健太郎(8着)初手で中団を取りたかったけど…。深谷君に付いて負けたので悔いはない。
吉田拓矢(9着)最低限の仕事はできた。(佐々木が賞金ランクで)いい位置に行けたと思うし、自分も気持ちを切らさず頑張る。

 ◆次走 優勝した佐々木悠葵は10月9~12日のGⅠ寛仁親王牌(弥彦)、2着の小林泰正は10月1~3日の川崎FⅠ、3着の犬伏湧也は10月1~4日の松阪GⅢ。

 ◆売り上げ 「第42回共同通信社杯競輪」の4日間総売り上げは81億9895万5500円で目標の80億円を上回った。

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