ビッグ初Vを狙った北井は持ち味を出せず7着に敗れた。「ペースが上がって出切れる勢いで踏んだが、それ以上に窓場さんが踏んでいた」と、打鐘前から巻き返したが近畿ラインを叩けず脇本の外で並走。
打鐘から最終2センターまで外並走で我慢する状況が続き「並走しながら(脚を)休めていたと思うが伊藤さんが出切ったタイミングでうまくスイッチできなかった」と敗因を挙げた。
全日本選抜に続く決勝進出で存在感を増す34歳は「少しずつ上位のレースでの運び方を学んできている」と着実な成長を感じ取っていた。
▼古性優作(2着)内から行ったが脇本さんの加速が凄く、ゴールに向かいカマして行く感じだった。
▼清水裕友(3着)伊藤君を乗り越えたらチャンスがあると思ったが内からのあおりで浮いてしまった。
▼河端朋之(4着)古性君の動きを見過ぎていた。それがなければもう少し行けたかな。
▼伊藤颯馬(5着)一発狙いだった。出切った時点で脚がいっぱい。見せ場はつくれたし次につながる。
▼坂井 洋(6着)伊藤君の捲りに遅れてついて行ったがバックで合わされた。
▼深谷知広(8着)北井君が凄く頑張っていたのでもうちょっと何かできれば良かったが…。
▼窓場千加頼(9着)冷静に走れていた。結果的に後ろがワンツーなので自分の仕事はできた。