恩師(郡山久二さん・享年60歳)にささげる優勝とはならなかった。脇本マークからこん身の差し切りを狙った古性。届かず2着に終わった。「思い切り踏んだけど、強かった。脇本さんは僕にもチャンスがあるように踏んでくれた。追走は完璧。最後は何が何でもと死ぬ気で踏んだけど」と振り返る。
続けて「(郡山さんに)大阪のメンバーでグランプリに出せるところを見せたかった。ただ、A級から面倒を見てもらって成長過程は見せられたかな。練習して課題をクリアしたい」。悔しい準Vだったが、恩師の教えを胸にさらなる高みへと進む。
▼郡司浩平(3着)自分もバックを踏んだところカマされた。こういう舞台でいい勝負ができるように、南関で上げていきたい。
▼清水裕友(4着)(作戦は)難しかったですね。最後は脚力不足です。
▼松谷秀幸(5着)中団がベストだった。今度は(GⅠ決勝に)いつ乗れるか分からないけど、これからも頑張っていきたい。
▼太田海也(6着)自分の脚力不足。チャレンジャーとして課題が見つかった。もっと精度を上げてGⅠの舞台で戦いたいです。
▼深谷知広(7着)前を取れなかったのと出切れなかったのが全てです。
▼末木浩二(8着)経験のないスピードでしたね。いい経験でした。
▼寺崎浩平(9着)鐘でしっかり行けば、ラインで出切れると。自力でタイトルを獲りたいし、脇本さんや古性さんを振り切るのが目標。