地元の優勝候補筆頭でいわき平GⅠ初日特別選抜予選11Rに出走予定だった新田祐大(36=福島)が前検日の2日、バンクでの指定練習中に浅井康太と接触して共に落車した。
新田は競輪場の医務室で右肩鎖関節脱臼(全治1カ月)の診断。救急車でいわき市内の病院へ救急搬送され無念の欠場となった。浅井は右上腕、右肘擦過傷、左大腿打撲(全治7日)の診断で出走可能。
指定練習の前に行われた共同インタビューで「今回はナショナルチームのメンバーと一緒に練習してきた。体調は整えてきているし、あとはレースで発揮できれば結果が出ると思う」と万全の状態で地元の大一番に臨む決意を明かしていた新田。いわき平でのダービーは44年ぶりで、今年度から優勝賞金はGⅠ最高額の7837万円(副賞含む)にアップ。S班返り咲きを狙う地元エースにとっては痛すぎるアクシデントでの欠場となった。
地元エース新田欠場
2022/5/3