昨年5月、平塚競輪で開催された「第77回日本選手権競輪」でGⅠ初優勝を飾った山口拳矢(28=岐阜・117期)の祝勝会が6日、岐阜県大垣市内のホテルで競輪関係者ら約100人が出席して行われた。主催者を代表して日本競輪選手会岐阜支部の吉村和之支部長は「山口選手には天性のスピードがある。僕も彼みたいなスピードがあれば、もう少しいい成績を残せたと思う。(直前の)玉野記念でも優勝戦に乗って3着で、復調の兆しは見えている。ぜひ親子でのグランプリ制覇を成し遂げてほしい」と激励した。
来賓のあいさつをしたJKAの八子洋介業務執行統括役は「日本選手権では山口幸二さんが優勝インタビューをしていたけど、途中から父親になっていた。今年も親子でのインタビューを見たい」と期待をふくらませた。他には石田仁大垣市長、経済産業省の稲垣香代子産業復興課長、全国競輪施行者協議会の今成貞昭理事長の来賓あいさつが行われた。残念ながら主役である山口は、体調不良で途中欠席となったが「今年もグランプリに出られるように頑張りたい」とビッグレースでの活躍を力強く誓った。