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岩本パーフェクトでGⅢ5V 伊東「花と海といで湯賞」

 無傷で4日間を走り抜けた。伊東競輪GⅢ大阪・関西万博協賛「花と海といで湯賞」は17日、12Rで決勝。岩本俊介(39=千葉、94期)が優勝して、22年12月の松戸以来となる通算5回目のGⅢ制覇を4連勝の完全Vで決めた。またガールズ決勝は小林莉子(30=東京)が優勝。6場所連続Vとなった。

 レースは岡村がスタート。道場―岩本―岡村―萩原―吉田―雨谷―神山―川口―井上で周回。川口―井上が上昇するが道場が突っ張る。道場はそのままペースを上げて先行態勢。初周の並びで赤板から最終周へ。5番手から吉田が巻き返すが岩本は最終2角から番手捲り。岩本―岡村―萩原で直線に入って、最後は岩本が押し切った。

 「道場君が頑張ってくれたおかげ。〝ラインから優勝者を出そう〟という作戦から車番のいい岡村さんがスタートを取ってくれて、道場君が突っ張ってくれた。あとは自分のタイミングで出て行こうと」

 前の道場、後ろの岡村と萩原に感謝した。これで4連勝で5回目のGⅢ優勝。

 「4連勝といっても自力は1回だけ。残る3勝は根田君、新村君、そして道場君の頑張りで1着が獲れた。連勝といっても前のおかげ。これから立ち回りが難しくなると思うけど、自分も自力なので(自力選手の)気持ちは分かる」

 これからも南関を盛り上げていく気持ちは強い。

 ◇岩本 俊介(いわもと・しゅんすけ)1984年(昭59)4月13日生まれ、千葉県成田市出身の39歳。城西国際大卒。08年7月プロデビュー。通算成績は1333戦407勝。1㍍78、87㌔。血液型B。

 ◆次走 優勝した岩本は25~27日の玉野FⅠ、2着の岡村潤は4月4~6日の和歌山FⅠ、3着の吉田拓矢は26~28日の大垣FⅠ。

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