奈良競輪で行われた向日町競輪開設76周年記念「平安賞in奈良(GⅢ)」は13日、決勝戦を行い、古性優作(35=大阪)がゴール前で根田空史を差し切って優勝した。GⅢ優勝は7月小松島以来、今年3回目で通算16回目。2着は根田、3着は山田庸平だった。

差し切って優勝した古性優作
トロフィーを抱いても古性は淡々とした表情のままだ。「この4日間は連日、前で頑張ってくれた後輩、後ろを固めてくれた先輩に助けられた。決勝もライン3人で決めたかったけど助けられた」。何度も感謝の言葉が口をついた。
残り2周半で丸山―根田の南関2車が飛び出すと、すかさず3番手を確保。最終ホームで発進するところを、番手捲りの根田に合わせられた。最終2角付近で根田の直後へ付け直し、最後は¼輪差かわした。最終3角で犬伏の捲りをけん制した村上は落車した。
「(最終ホームの仕掛けは)全開で3人で出切れるように踏んだ。根田さんに気付かれるのが早くてスピードも合わされて外に浮く形に。(村上)博幸さんが入れてくれた。自分もいっぱいでキツかった」
地元地区の記念で存在感を示し、年末のグランプリを見据え戦いは続く。「試したいトレーニングをひらめいたので試行錯誤しながら、やっていきたい」。第一人者はさらなる高みを目指す。(原口 公博)
◇古性 優作(こしょう・ゆうさく)1991年(平3)2月22日、大阪市出身の35歳。100期。11年7月プロデビュー。通算成績は1217戦389勝。主な優勝はGⅠ10V、GⅡ1V、グランプリ2V。GⅢ優勝は今回が16回目。1㍍68、77㌔。血液型O。
◆次走 優勝した古性優作、2着の根田空史はGⅡ共同通信社杯(18~21日、富山)、3着の山田庸平は静岡FⅠ(18~20日)。


