外枠からスタートを決めて新山の得意な突っ張り先行スタイルに誘導した菅田は、最終バック2番手の絶好位。ただ真杉の5番手捲りを止めることができず、最終コーナーではその真杉の後輪と接触して落車。無念の携入9着という結果でダービーを終えた。
「体は大丈夫。最終バックでは夢を見たんですけどね…。(新山)響平のカカリがいつもとは違った分、真杉君がとんでもないスピードで飛んできた」と医務処置後の浴衣姿でレースを振り返った。ただその表情に悲愴(ひそう)感はなく「すぐに高松宮記念杯(6月17~22日、岸和田)がある。しっかり体をケアしたい」と前を見据えた。