佐藤水菜、児玉碧衣ら〝初代覇者〟狙う

　宇都宮競輪のＰＲ隊が７月29日、大阪市北区のスポニチ編集局を訪れた。

　記念すべき第１回の開催となる今大会には４月の岐阜オールガールズクラシック、６月の岸和田パールカップの両ＧⅠでＶの佐藤水菜が断然の優勝候補。競輪祭女子王座戦も制しており、優勝すれば〝ガールズ版グランドスラム〟達成となる。そこにファン投票１位の児玉碧衣や同２位の太田りゆらが挑んでいく。

　宇都宮市経済部公営事業所の池羽満所長は「人気と実力を兼ね備えた選手が出場する夢の祭典です。競輪界の歴史に残るような３日間にしていきたいと思います」とＰＲした。同競輪場でラウンド・フラッグガールなどで盛り上げているらいりんガールのゆかりん＝写真＝は「１期生としてガールズケイリン界を引っ張ってきた地元の荒牧聖未選手を推しています」と活躍を願った。

　期間中は地元のレジェンドレーサー・神山雄一郎氏が８日と10日にトークショーで登場するなど３日間各種イベントを実施する。売り上げ目標は33億円。