世界選手権ケイリン金 ブフリ東京五輪準備もしっかり
2019年短期登録選手制度(男子)で競輪に参戦する外国人選手7人が25日、都内で来日会見を行った。
全選手に来日経験があるが、中でも注目は今年の世界選手権(ポーランド)ケイリンで、新田祐大(33=福島)を下し金メダルを獲得したマティエス・ブフリ(26=オランダ)だ。
「世界選手権ではいい成績を残せた。日本の競輪もいいシーズンにしていきたい。GⅢ(国際トラック競技支援競輪・伊東4月25~28日)で、日本と世界の選手と走ることを楽しみにしている」と笑顔を見せた。
来日中に練習を行う伊豆ベロドロームは20年東京五輪の自転車トラック競技の会場になる。「ベロドロームは世界的に見ても速いトラックでテクニックが必要。東京五輪に向けてバンクの特徴をつかめるのは大きい」と東京のメダル獲りの準備にも余念がなかった。
また、8回目の来日になるテオ・ボス(35=オランダ)も世界選手権1㌔TTで銀メダルを獲得した実力者。「ベテランだけど大丈夫」と日本語で話して会見場を笑わせた後、「今冬はとてもいいシーズンだった。日本の競輪選手にもアドバイスをしながら、2020年に向けて強い選手とトレーニングできることを楽しみにしている」と語った。
◇2019年短期登録選手制度・来日選手◇ | ||||
選手名 | 年齢 | 所属国 | 来日回数 | 次回斡旋 |
テオ・ボス | 35 | オランダ | 4年連続8回目 | 4月11日大宮FⅠ |
シェーン・パーキンス | 32 | ロシア | 2年ぶり9回目 | 4月19日広島FⅠ |
シュテファン・ボティシャー | 27 | ドイツ | 4年ぶり3回目 | 4月7日松戸FⅠ |
デニス・ドミトリエフ | 33 | ロシア | 2年ぶり5回目 | 4月16日青森FⅠ |
マティエス・ブフリ | 26 | オランダ | 5年連続5回目 | 4月16日青森FⅠ |
ジョセフ・トルーマン | 22 | 英国 | 2年連続2回目 | 4月11日大宮FⅠ |
マシュー・グレーツァー | 26 | オーストラリア | 2年連続2回目 | 4月7日松戸FⅠ |