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【記者コラム】令和の時代に求める競輪スタイルとは

 令和になって一発目のSKCを担当させてもらうことになった。現在、第73回日本選手権競輪の取材中。S級S班そろい踏み。ナショナルチームの面々も出場しており、久しぶりにワクワクが止まらないシリーズである。

 

 ナショナルチームって?と思う競輪初心者や、その存在は知っていても、実際には詳しく知らないというファンもいると思う。そこで参考にしてもらいたいのが、先月29日から自転車競技のWEBサイト「MoreCADENCE」で公開されている「Powered by競輪~トラックナショナルチームの現在地~」だ。来年に控えた東京五輪へ向け、自転車ナショナルチームの現状を紹介した動画で、五輪ポイントなどのことが分かりやすく解説されている。これを見ていただいた方が、日本選手権競輪をより楽しめてもらえるはずだ。

 

 個人的には松戸競輪場に来たのは初めて。普段、パソコンの画面などで見るとき以上に直線の短さを感じた。来年には東京五輪が開催され、秋には千葉競輪場が屋内250バンクに生まれ変わる。バンク形態に合わせて6車立てのレースになるのでは?という話も出ているが、それはそれで楽しいと思うし、車券は確実に当たりやすくなる。これをきっかけに短走路での新しい競輪スタイルが普及していく可能性は十分にあるだろう。

 

 国際ルール寄りのレース形態が、現在の競輪ファンに受け入れられるかどうかは、やってみないことには分からない。ただ、新規ファンの獲得という面では希望を感じる。そのためにも世界を相手に戦うナショナルチームの存在を、もっと大々的にアピールしてほしい。そして原点である9車立ての競輪との共存を、絶妙なバランスで確立してもらいたい。それが昭和、平成の世から競輪を愛し続けてきたファンたちが、令和の時代に求める競輪スタイルだと思う。 (岡田 光広)