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【松山FⅡ】竜馬「自信が出てきた」SPPR賞制覇

 「全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」の最終日が26日、愛媛・松山競輪場で行われた。12R・スーパープロピストレーサー賞は太田竜馬(23=109期)が優勝、賞金315万円を獲得した。きょう27日は「第28回寬仁親王牌」(10月11~14日・前橋)の出場権、シード権を懸けた「第66回全日本プロ選手権自転車競技大会」(車券発売なし)が引き続き松山競輪場で開催される。

 

 バンクに維新の風が吹く。太田は格上平原を相手に堂々と前を取り、受けて立つ形を取った。「作戦はいつもあまり決めていない。流れの中でレースに乗っていこうと思っていた」。残り2周前で8番手まで下げる。平原の上昇に合わせてペースを上げ、打鐘4角から強烈にスパート。他のラインをちぎるダッシュ。最終バックではマークの小倉と一騎打ちのムードだ。「誰も来ないし小倉さんの優勝と思った。それでも余裕はあった。意外と持った」。結局は小倉を完封。上がり11秒0とロングまくりでは破格の好タイムVだった。

 

 昨年末にヤンググランプリを制し、今年も2月の高松で記念初Vと勢いは止まらない。「最近、スピードに自信が出てきた。それを生かす走りができている」。獲得賞金でもグランプリ出場を狙える位置へ。競輪界の頂上に向け、竜馬はゆく。

 

 スーパープロピストレーサー賞VTR 太田―小倉―平原―諸橋―山田―中川―郡司―和田―木暮。赤板から郡司―和田が上昇、山田―中川が続く。郡司が打鐘で踏みだすが打鐘過ぎ2Cから太田―小倉がスパート。郡司―和田―山田で続くが太田が押し切る。

 

 ◆次走 優勝した太田竜馬と3着・郡司浩平はGⅠ高松宮記念杯(6月13~16日、岸和田)へ。2着・小倉竜二はGⅢ取手記念(6月1~4日)へ。

 

 ◆支援金 松山市は全プロ競輪の収益金から日本パラサイクリング連盟に500万円を支援金として拠出すると発表した。