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【取手GⅢ最終日12R】ラインに「感謝」 松浦 2度目記念V

賞金ボードを手にして笑顔の松浦
 

≪中四国勢 上位を独占≫

 

 まくった松浦悠士(98期)が昨年12月広島以来、2回目の記念優勝を飾った。

 

 レースは前受けの野口後位で和田―川崎と村上―大坪が競り、以下、松浦―岩津―小倉―渡部。赤板バックで松浦が上昇すると野口は5番手まで車を下げる。

 

 残り2周から野口がカマすと競り勝った村上が追走。打鐘で和田が追い上げるが、村上が再度競り勝ち番手確保。前団のもつれを見極めた松浦が2角6番手からまくり押し切った。2着は流れ込んだマーク岩津。

 

 2車単、3連単とも1番人気に応えて中四国勢で上位独占を果たした松浦は「ラインで決まって何より。後ろを固めてくれた3人に感謝です」と安どの表情。近況の充実ぶりを物語る冷静なレース運びが光った。

 

 「(競っていた)和田さんと村上さんの動きを見てから行こうと。競り勝ったあとの村上さんの余力が怖かったが、乗り越えてからはラインで決まると思った」と笑顔で振り返った。

 

 次走のGⅠ高松宮記念杯(13~16日、岸和田)へ弾みをつける価値あるV。勢力を拡大する中四国のキーマンは「チャンスが来た時に獲る準備はしている」と悲願のGⅠ制覇をにらんだ。

 

 ♤松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年(平2)11月21日、広島県広島市出身の28歳。プロデビューは10年7月熊本(①③❷)。通算成績は775戦194勝。GⅢ優勝は2回目。自在な戦法で活躍する広島のエース。1㍍68、73㌔。

 

 ◆次走予定 1~3着の松浦悠士、岩津裕介、小倉竜二の次走はGⅠ高松宮記念杯(13~16日、岸和田)。