法月成祐(45=神奈川)が静岡初日9Rを差し切って快勝。予選の白星は昨年8月以来とあって「最近は1着がなくて2着や3着ばっかりだったからうれしい」と白い歯を見せた。道中で坂元をさばいて番手の仕事をこなすと、まくった大竹をゴール手前で逆転した。上がり11秒3は初日の一番時計。「調子は悪くない。手応えはつかめている」と胸を張る。
腰痛との戦いが最近の課題だ。「初日はいつも大丈夫だけど日を重ねるごとに腰が悪くなる。うまく調整したいですね」。準決勝9Rは地元の斉藤に前を任せて番手回り。S級でも活躍した実力者が今年2月小田原以来の決勝進出を目指す。