連日、小松島S級レースの上がりタイムは11秒台中盤が多い。そんな中、予選と準決の2走とも11秒0と破格のタイムを出して連勝で勝ち上がってきた選手がいる。伊藤信だ。初日8R、準決11Rともに最終ホームで8番手という絶体絶命のピンチ。しかし、踏み出してからは周囲が止まって見えるほどのスピードで駆け抜けた。
「準決も11秒0ですか?初日ほどタイムが出た感覚はなかった…」とは言うものの、仕上がりには満足そう。決勝(11R)は松岡の前で自力勝負を選んだ。3番手には小川も付く。3連勝完全Vなるか注目だ。