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【いわき平GⅡガールズ決勝】真備 見事な完全V

 昨年の別府大会の借りを返した。高木の見事な完全Vだった。打鐘4コーナーで口火を切った梅川。一気にスピードが上がる。この時、高木は児玉の後ろ、4番手だった。「先まくりかカマシを考えていたけど、児玉さんの前受けは想定外だった。脚をためてチャンスを狙った」。頭は冷静だった。直線、先に先頭に立った石井。迫る児玉。その外から黒いジャージーが矢のように伸びた。高木が念願のガールズフェスティバル初優勝を手にした。
 
 悔しさをバネにした。昨年の大会では初戦1着も2走目に落車。最終日まで走り切れなかった。続く名古屋オールスターのガールズドリームでも落車。心身ともダメージを負った。気持ちを立て直し、練習に打ち込んだ。直前の富山で今年9回目の完全Vを飾ってリズムを上げ、リベンジの舞台へ。初日から力強いまくりを連発。状態の良さはピークを迎え、ついに24連勝中の児玉を倒した。
 
 「昨年悔しい思いをした分、今年はビッグを勝ってグランプリに乗るのが目標でした。グランプリを絶対に勝って、お世話になった方々に恩返しがしたい」。まだ、目標を1つクリアしただけ。真備の戦いはここからが本番だ。(岡田 光広
 
次走予定 優勝した高木真備は20~22日の函館FⅡ、2着石井貴子は23~25日の取手FⅡ、3着児玉碧衣18~20日の和歌山FⅡ。