ナショナルチームで磨いた脚力はダテではなかった。二次予選の深谷知広は打鐘先行から別線を寄せ付けずに完勝。「スンナリの展開だったけど、その中でも先行して勝ち上がれたのは大きい」と長い距離を踏んで結果を出して、手応えを実感している。ナショナルチームで切磋琢磨(せっさたくま)している脇本雄太や新田祐大も連日、激闘を繰り広げている。「ホントにみんな凄く強いので、まだまだ負けられない気持ち」と闘志を燃やす。勝負どころの準決10Rでは、再び吉田敏洋を背に豪快スパートを決めて優出を目指す。
【名古屋GI4日目10R】深谷 手応え実感
2020/8/15