青森競輪のGⅢ「みちのく記念 善知鳥杯争奪戦」は9月26日、12Rで決勝戦が行われ、デビュー23年目の佐々木雄一(41=福島・83期)が記念初優勝を飾った。
ついに悲願達成 |
レースは深谷―東―石毛―阿部―坂本―佐々木―吉沢―東口―上田で周回。赤板で吉沢―東口が上昇するが上田が斬る。打鐘で阿部―坂本―佐々木がスパート。4番手以降は上田―吉沢―東口―深谷―東―石毛。
最終2角から上田が捲ると坂本も番手捲り。上田は佐々木のブロックで不発。吉沢―東口が捲るも吉沢が不発で東口は内に下りる。その外を深谷が好スピードで捲るが上田のあおりを受けて外を回る。坂本―佐々木で直線に入り佐々木が抜け出す。深谷が迫り2着。
98年8月デビューの佐々木がうれしい記念初優勝。競輪学校83期生の卒業記念レースでは完全Vを飾り、兄弟子の伏見俊昭が「(佐々木)雄一は素質があるし次の福島を代表する選手」と評した逸材。先行、捲りでS級トップに上りつめたが、超一流の壁は厚くなかなか結果が出なかった。
追い込みに転向してからは体重を絞ったり、試行錯誤を重ねながら安定感を増していった。新田祐、山崎芳らレベルの高い福島県で〝自分の持ち場〟が分かる玄人受けする選手の1人。
佐々木は「前の2人のおかげ。今は(記念初優勝の)実感がないが、帰りの新幹線で笑顔になってるかもしれませんね(笑い)」と喜びを語る。40歳を超えてベテランの域に入る佐々木は「目の前の一戦一戦に集中して頑張る。一番下の子供(6歳)が20歳になるまではS級で頑張りたい」と現実的な目標を掲げた。
◇佐々木 雄一(ささき・ゆういち)1980年(昭55)1月3日生まれ、東京都豊島区出身の41歳。福島県立白河高卒。99年8月プロデビュー。通算成績は1746戦395勝。1㍍76、70㌔。血液型B。
◆次回出場予定 優勝した佐々木と2着の深谷知広は10月6~8日の松戸FⅠ、3着の東口善朋は10月1~3日の奈良FⅠ。 |