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【最強ライン!!トーク】<別府ウィナーズC>井上 安定感がある守沢中心12R 吉岡 穴は九州コンビ❹=❽12R

 井上 準決勝を振り返る。10Rは古性が瞬時に体が動く流れるような走りを見せた。古性は後ろが信頼する稲川だけに連れ込む仕掛けだったが稲川がやや遅れるスピード。〝古性は自力も強い〟を再認識させた。

 吉岡 古性は踏み出しもスピードも良かった。新田も悪くない。準決勝はしっかり位置取りをしたし、毘沙門天賞では森田―平原の3番手から捲りを出すなど体は動けている。

 井上 11Rは郡司が横の動きにこだわり過ぎた。野口を援護するのは分かるがタテの動きと横の動きの比重が悪くて戻れなかった。

 吉岡 新山響は二次予選の2周先行のレース内容が自信になり、落ち着いて運んだ。松浦はビッグの経験値が違った。前が不発でも、その後の対応力はさすが。

 井上 新山響は野口だけでなく犬伏の動きも見極めて運んだ。2人の踏み合いを誘う組み立ては新山響もビッグ経験数が違った。(山田)庸平はうまい走りを見せた。前の郡司がいなくなると自力に転じた。

 吉岡 12Rは落車のアクシデント。落車がなければ脇本は雨走路に泣いて飛んでいた(着外)。ただ落車を避けて3着で決勝戦に乗れたから運はある。嘉永はホームから思い切って仕掛けたことが結果につながった。早めに行ったから落車にも巻き込まれなかった。

 井上 平原にしてみれば嘉永の巻き返しが想定以上に早かったと思う。嘉永が早く来ると後ろ(脇本)を引き出す。また吉田も決勝進出を狙うために自分のペースに入れていた思う。

 吉岡 決勝戦。近畿勢は古性が前で脇本が後ろになった。古性は脇本の前を回る以上は自力でしょう。

 井上 古性の前回りが展開推理のポイント。私も古性は脇本を連れ込む自力と読む。準決勝の古性の捲りから分かるように古性は出足がいい。脇本と脚質の差がある面がどうでるか。

 吉岡 古性が新山響の後ろで新田をさばく展開になると3番手が守沢と脇本で並走になる。その流れだと守沢が脇本を決めて古性に続く。スタートは新田が速い。新山響―新田―守沢が前受けから先行して❼=❾。守沢と古性の❼=❺が押さえ。

 井上 松浦か嘉永は北日本分断も多少は想定していると思う。新田は神経を使う分、少し脚力をロスする。追い込み型として安定感がある守沢を軸に❼=❾、❼❺。穴は嘉永の動きに乗る(山田)庸平の突っ込み。

 吉岡 僕も動きがいい九州コンビ❹=❽が穴狙い。

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