ニュース&記者コラム

【鬼脚の読み】武雄初日12R 総合力ピカイチの成田

 武雄市施行者、関係者のご好意により00年に第1回大会を開催していただいた私の冠レースも今年で26回目を迎える。過去5回の優勝者を見てみよう。19年=稲垣裕之、20年=山田英明、21年=上田尭弥、22年=嘉永泰斗、そして昨年は山根将太がS級初優勝を飾った。この3年間はフレッシュな顔ぶれとなっているが、例年、私の冠レースはよく荒れる。主力をはじめ、初日からじっくり選手の動きを見て、車券戦術に役立てたい。

 初日メインの特選12Rは波乱含みではあるけど、総合力は成田がピカイチ。むろん前を走る坂本貴次第になるけど、3番手を星野が固める以上、ライン3車の坂本貴が早めに仕掛けるだろう。外を襲いかかる橋本と松本は成田が職人芸とも言えるさばきで受け止める。まずは坂本貴を残す❶❺だ。

 3番手を回る星野が最後まで対応できるかどうかは微妙。橋本は元武雄でバンクの特徴は心得ているとはいえ前回松阪準決の落車が気になる。成田に迫るのは松本―湊とみた。松本は前回の富山GⅢでもいい動きを見せていた。成田の外を行ってしまうケースもある。❹❼と❹❶を押さえる。(スポニチ本紙評論家・井上茂徳)

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