奈良競輪2日目準決9Rは野口が青板バックから一気に加速。2周半を目イチ駆けの大逃げ。さすがにゴール前はたれたが、3着同着で決勝戦への切符を手にした。
「800㍍はもがくイメージで踏んだし、(最終)バックまでいけば何とか形になるかなと」。他派につけいる隙を与えず飛ばした先行力は見事という外はない。今回から新車を投入。「ガツンとくる感じはないが、3日間先行ならこっちの方が楽です」と感触は悪くはない。
まだS級優勝はないが、自分のレースをするだけ。次の名古屋オールスターへ弾みを付ける激走だ。